B'z LIVE-GYM 2005 "CIRCLE OF ROCK" LIVE REPORT

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土曜日、B'z のライブに行ってきた。

雨が少~し降る中なんとかバイクでかみさんを乗せてたどり着き、ドームに入って指定のスタンド席を見つけると布で覆われている。
「なんで布が!(ガビーン!)」
係の人に聞くと機材の設置の関係で少し前にずれるとのこと。それはいいがそのためにチケットを変更後の席が印字された素っ気ないフツーのチケットに変えなきゃいけないとのこと。えぇ~。せっかくちょっと凝った感じのチケットなのに。半券になっても記念に持っていたい。そう言うとバイトらしきお兄ちゃんが責任者に連絡を取ってくれて公演終了後にもとのチケットに戻してくれるとのこと。よかった。

開演前からステージセットのカッコよさに圧倒される。
千と千尋の神隠し」に出てきた紙の人形が巨大なジャングルジムになったようなものが中央で2基スクラムするような形で立っている。それが4方向に画面のモニタを支えている。その下に丸いステージからあり、それを中心に4方向か5方向に枝ステージが伸びている。ステージを囲んで360度全部客席。客席の上にはいくつかの巨大なモヤっとボールみたいな風船がアドバルーンみたいにロープに結ばれて浮かんでいる。

ギリギリに着いたので席につくとすぐ始まった。中央のモニタにCGの人型の金属が現れ合体したりしている。脳内サプリの漢字のクイズみたいだと思っていると、かみさんがそう言った。
アルバム「Circle」の1曲目のイントロが流れはじめ、B'zと演奏メンバーが野球のときの入場口と思われる場所から普通に歩いて登場。アリーナ席の間の通路を何人かの警備に守られて手を振ったりしながらステージへ。何の工夫もなくていいところに逆に貫禄を感じる。稲葉さんはカメラの目の前でどアップで身だしなみチェックする仕草をしてみせる。

歌が始まるともうみんな夢中。私は最近の曲は全然知らない。
それでもみんなの動きに合わせて手を振ったりしているとすごく楽しい。
一緒に歌えるほど知ってる曲は「Alone」だけだった。
その他曲名がわかったのは
BANZAI/ねがい/Love me,I love you/ULTRA SOUL ぐらいだったかな?
いちばん好きだったのは「ねがい」の演奏。ドラム→ベース→キーボード→ギター→松ちゃんとソロのリレー。ギターは「スパイ大作戦のテーマ」を混ぜていた。Jazzのライブを聴いているみたいだった。

稲葉さんは観客を乗せるのがうまかった。もちろん演出を考える人が別にいるのだろうが、今まであんなに声出して楽しんだことはなかった。稲葉さんのしゃべりをこんなに聞くのは初めてだった。「今日は頭をからっぽにして楽しんでください。昨日の楽しかったことも明日の楽しいことも全部忘れて今この場所の聞こえるもの、見えるもの、においだけを感じてください。できるかな?できるかなぁ!」とか。


今ツアーで初披露だったか今回初披露だったかよくわからなかったが、B'z初めてのお誕生日ソングのお披露目もあった。誕生日だった人は嬉しかっただろうなぁ。私だったら感動して泣いてたかも知れない。

演奏中、いつの間にか「スーパージョッキー」のイラストを思い出すような飛行船が現れ、客席上空のモヤッとボールを次々と割っていった。中からハート型の風船がふわふわと落ちてくる。あとで知ったが、最新曲が「愛のバクダン」ってことなのでこれはその曲の時だったのだろう。あの風船が愛のバクダンだったのだ。そんなことも気づかないのに見に来てゴメンねぇ。

公演が1度終わったことになっているのか、終わりの雰囲気もなくステージからメンバーがいなくなると、今度は観客のウェーブが始まった。最初アリーナもスタンドもやっていたがアリーナの方は途中でなくなり、スタンドの方だけ再開までずっと続いた。初めてウェーブに参加した。面白い!

ULTRA SOUL」ではイントロでずっとステージが暗くなっていて、歌い始めた場所はなんと!私らのスタンド席のネット際!それまで50mぐらい先にいた稲葉さんが、いきなり20mくらいにまで近づいていたのだ!これには男性ファンの私もけっこう興奮。しばらくそこで歌って、アリーナの客席通路を歩いて歌いながらステージへ戻ってた。

演奏が終わると、お二人は丁寧に客席に手を振りおじぎしながらステージをひと周りし、ゆっくりと歩いて帰った。

つたないライブレポートですが、とにかく最高の時間を過ごさせていただきました。

高校途中から大学在学中はずっとB'z聴いてた。アルバムで言えば「RUN」ぐらいまでは全部揃えてた。その後洋楽を聴くようになってから離れてしまっていたが、またCD集めようかな。