独白

こないだ見たドキュメンタリーで、泣く子供を見た。

戦火に巻き込まれて負傷し、ドイツの治療施設に輸送される子供たち。
その中に、大人に抱きかかえられながら泣き叫ぶ小さな女の子が。
おそらく1、2歳ぐらい。
何やら泣きながらわめいているのが言葉にならないので
泣き方は身近なそのへんの子供らと変わらない。
でもこの子の状況はぜんぜん違うのだ。
大人として「ごめんね。ごめんね。」と思わずにはいられなかった。
おもいっきりもらい泣きしてしまった。

昔の話じゃないとです。今もくりかえされている光景です。
世界のあちこちで、常に。

戦争に反対する唯一の手段は。



くやしいっす。くやしいけれど、いまはこれが現実。
なにかできることを、少しづつでもやっていくしかない。

知ること。
私たちにはそれが足らなすぎる。
みんながほんとうのことを知っていたら、もうちょっと動きがあるんじゃないかしら。


ときどき、こんなシリアスなことも考える。ほんとは考え続けなきゃいけないんだけど。


おちこんだふりもしたけれど、私はげんきです。